CFD取引おすすめ証券会社比較
順位 | CFDを提供するCFD業者 | コストの安さ | 銘柄の多さ | 信頼性 | サポート対応 | 取引ツールの充実 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOクリック証券 | |||||
2位 | IG証券 | |||||
3位 | 楽天証券 | |||||
4位 | OANDA Japan | |||||
5位 | DMM.com証券 | |||||
6位 | ザクソバンク証券 | |||||
7位 | くりっく株365 |
CFD取引ができる証券会社のおすすめの選び方
1.取引コストの安さ
CFD取引ができる証券会社を選ぶ最も重要なポイントは
取引コストの安さ(スプレッドの狭さ・取引手数料の安さ)
です。
同じ銘柄でトレードしても「スプレッドの差」が収益に直結してきます。
例 GMOクリック証券、DMM.com証券、くりっく株365の同時刻の価格とスプレッド
日経225
- BID:27128
- ASK:27133
- スプレッド:5
- BID:27131.4
- ASK:27138.4
- スプレッド:7
- BID:27293
- ASK:27302
- スプレッド:9
NYダウ
- BID:34918
- ASK:34924
- スプレッド:6
- BID:34920.4
- ASK:34923.4
- スプレッド:3
- BID:35082
- ASK:35105
- スプレッド:23
金スポット
- BID:1812.4
- ASK:1812.8
- スプレッド:0.4
- BID:1812.0
- ASK:1813.2
- スプレッド:1.2
- BID:1949.2
- ASK:1950.0
- スプレッド:0.8
上記からわかる通りで
同じタイミングで、同じ銘柄でも、「BID(売値)」「ASK(買値)」「スプレッド」ともに差が出てくるのです。
スプレッドの差は「日経225」で2円(1ロットで20円)、「NYダウ」で3ドル(1ロットで0.3ドル)、「金」で0.8ドル(1ロットで0.8ドル)程度ですので、10円~100円/ロット程度の差でしかありませんが・・・
トレード・取引量が増えていくと、損益の差も広がっていくのです。
- 10回 → 100円~1,000円の損益の差
- 100回 → 1,000円~10,000円の損益の差
- 1,000回 → 10,000円~100,000円の損益の差
- 10ロット → 100円~1,000円の損益の差
- 100ロット → 1,000円~10,000円の損益の差
- 1,000ロット → 10,000円~100,000円の損益の差
仮に
- 月20回トレード
- 1回のトレードあたり5ロットのトレード
をする方が
スプレッドの差が50円違うCFD業者を使ったとしたら
- 1年間の損益の差 = 50円 × 5ロット × 月20回 × 12カ月 = 6万円
- 5年間の損益の差 = 50円 × 5ロット × 月20回 × 12カ月 = 30万円
- 10年間の損益の差 = 50円 × 5ロット × 月20回 × 12カ月 = 60万円
もの差が出てきてしまうのです。
くりっく株365のCFD取引は、取引手数料分もコスト高になる!
前述した店頭CFDの「GMOクリック証券」「DMM.com証券」は、取引手数料無料のサービスですが、取引所CFDの「くりっく株365」のCFD取引では、スプレッド以外に取引手数料も発生します。
くりっく株365の取引手数料
- 日経225リセット付証拠金取引 :156円/ロット(税込)
- DAXリセット付証拠金取引 :156円/ロット(税込)
- FTSE100リセット付証拠金取引 :156円/ロット(税込)
- NYダウリセット付証拠金取引 :30円/ロット(税込)
- 金ETFリセット付証拠金取引 :330円/ロット(税込)
- 原油ETFリセット付証拠金取引 :330円/ロット(税込)
くりっく株365は「1ロット(枚)= 株価指数の数値の100倍」※NYダウは数の数値の10倍
例
仮に
- 月20回トレード
- 1回のトレードあたり「株価指数の数値×100倍」のトレード
をする方が
「GMOクリック証券の日経225」と「くりっく株365の日経225リセット付証拠金取引」でトレードした場合
GMOクリック証券の日経225(1ロット:10倍)
- 1年間のコスト = スプレッド:5円 × 100 × 月20回 × 12カ月 = 120,000円
くりっく株365の日経225リセット付証拠金取引(1ロット:100倍)
- 1年間のコスト = (スプレッド:9円× 100 + 取引手数料:156円) × 月20回 × 12カ月 = 253,440円
2倍以上も、くりっく株365の取引コストが高くなってしまうのです。
CFD取引ができる証券会社を選ぶ場合は「取引コストの安い(スプレッドが狭い・取引手数料が無料)」の証券会社を選ぶことをおすすめします。その方が、トータルの損益が大幅に改善するからです。
CFD業者スプレッド比較
証券会社名 | GMOクリック証券 | IG証券 | 楽天証券 | OANDA Japan | DMM.com証券 | サクソバンク証券 | くりっく株365 | FOREX.com |
日経225 | 2.0 | 7.0 | 5.0 | 5.0 | 7.0 | 5.0 | 7.0 | 6.0 |
NYダウ | 4.0 | 4.5 | 5.0 | 2.4 | 3.0 | 3.5 | 5.0 | 5.0 |
FTSE100 | 1.5 | 3.0 | 2.0 | 1.6 | - | 3.0 | 18.0 | 3.0 |
WTI原油 | 3.0 | 2.8 | 2.9 | - | 3.9 | 2.4 | 8.0 | - |
金スポット | 0.4 | 0.5 | 0.3 | - | 1.2 | 0.6 | 7.0 | - |
2.主要な銘柄をカバーしている
CFD取引ができる証券会社を選ぶときに重視したいのは「銘柄の多さ」です。
取引ができる銘柄が多い = 取引の選択肢が広がる
ことを意味します。
少なくとも、主要な銘柄はカバーしている証券会社でないと「トレードしたいのにトレードできない」ことになってしまい、結局、別の証券会社の口座を作らなければならない羽目になってしまいます。
主要な銘柄
株価指数
- 日経225
- NYダウ
- NASDAQ100
- S&P500
- FTSE100
- FTSE中国A50
- ドイツDAX
- ユーロ・ストックス50
商品
- 金
- 銀
- WTI原油
上記に加えて
- 株価CFD
- ETFCFD
- REITCFD
などの取り扱いもあればベターと言えます。
しかし、多くのCFD業者は、上記の「主要な銘柄」でさえもすべて抑えているところは少ないのです。
くりっく株365
- S&P500 → なし
- NASDAQ100 → なし
- FTSE中国A50 → なし
- ユーロ・ストックス50 → なし
- 銀 → なし
- 株価CFD → なし
- ETFCFD → なし
- REITCFD → なし
楽天CFD
- NASDAQ100 → なし
- FTSE中国A50 → なし
- 株価CFD → なし
- ETFCFD → なし
- REITCFD → なし
DMM.com証券
- FTSE100 → なし
- FTSE中国A50 → なし
- ドイツDAX → なし
- ユーロ・ストックス50 → なし
- 株価CFD → なし
- ETFCFD → なし
- REITCFD → なし
「主要な銘柄」が取引の選択肢にないのでは、取引方法が限られてしまいます。「主要な銘柄」を抑えているCFD業者を利用することをおすすめします。
CFD業者銘柄比較
証券会社名 | GMOクリック証券 | IG証券 | 楽天証券 | OANDA Japan | DMM.com証券 | サクソバンク証券 | くりっく株365 | FOREX.com |
取引銘柄 | 株価指数CFD:33種類 商品CFD:7種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):17種類 株式CFD::94種類 | 株価指数CFD:46種類 商品CFD:14種類 株式CFD::16,000種類 | 株価指数CFD:7種類 商品CFD:3種類 | 株価指数CFD:16種類 | 株価指数CFD:7種類 | 株価指数CFD:27種類 商品CFD:19種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):32種類 日本株式CFD:1,500種類以上 外国株式CFD:3,900種類以上 | 株価指数CFD:4種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):2種類 | 株価指数CFD:20種類 |
3.取引ツールの選択肢の多さ
CFD取引で重要になるのは「取引ツール」です。
投資家の投資スタイルにもよりますが
- 高機能チャート
- 注文
- 軽快な操作性
- スマホ対応
- プラウザ対応
など、取引ツールに幅広い選択肢があれば、投資家としても、自分の投資スタイルに合わせた取引ツールを選ぶことが可能になります。
- テクニカル分析をしたいのにテクニカル分析に適したツールがない
- 経済カレンダー、ニュースを見てファンダメンタルズ分析をしたいのに、ツールに表示されない
- アプリでトレードしたいのに、アプリがない
- シンプルな情報でトレードしたいのに、高機能すぎて使いにくい
ということは往々にして起こります。
投資家それぞれに取引ツールが「合う」「合わない」というものがでてきますが
傾向として
多くのCFD投資家が利用している証券会社(シェアの大きい証券会社)ほど、CFDの取引ツールに予算を賭けられるため、高機能な取引ツール、タイプ別の取引ツール、アプリなどが用意されている傾向が強く、自分にあった取引ツールが見つけけられる可能性が高くなります。
取引ツールに関しては、投資家の相性もあるため、どこかベストというわけではありませんが、選択肢が多い証券会社をおすすめします。
4.利用している投資家の多さ・シェア
CFD取引で重視したいのが
どれだけその証券会社がCFD取引に力を入れているか?
です。
証券会社が提供する商品は
- 株式投資
- 外国株
- 投資信託・ETF
- 債権
- CFD
- 先物
- オプション
・・・
など、多岐にわたります。
「CFD」は、多くの商品の中の一つでしかないのです。
GMOクリック証券のように
店頭CFD取引金額シェア1位
という抜群のCFDシェアを誇る証券会社の場合
商品の中でも「CFD取引」「CFD取引をする投資家」に力を入れます。
- 取引ツールの充実
- 取扱商品の拡充
- サポート体制の強化
- CFD取引情報の提供
などが、今現在も、今後も、十分な予算を投じて提供されることが予想されます。
シェアの低い証券会社の場合
- 取引ツールの充実に割く予算がない
- 取扱商品の拡充はしない
- サポート体制の強化に割く人員がない
- CFD取引情報の提供に割く予算がない
となってしまい、最悪の場合、店頭CFDから撤退し、取引所CFDの「くりっく株365」の提供に切り替わるなどの事態も想定できるのです。
安定して、高い水準のトレードをするためには「CFDシェアの大きい証券会社でCFD取引をする」というのが重要なポイントとなります。
CFD取引おすすめ証券会社ランキング
1位.GMOクリック証券
取引銘柄 | 株価指数CFD:33種類 商品CFD:7種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):17種類 株式CFD::94種類 |
銘柄数 | 151種類 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 バラエティCFD:5倍 株式CFD:5倍 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット(強制決裁) | ロスカットレート |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が100%以下 |
スプレッド | 狭い 日経225:1~6 米国30:3~5 原油:0.03 金:0.4 |
取引ツール | プラウザ型ツール 高機能プラウザ型ツール スマホアプリ(iPhone・Android) インストール型ツール(Windows・Mac) 高機能インストール型ツール(Windows・Mac) |
- 店頭CFD国内シェア№1
- 取引手数料無料
- スプレッドが狭い
- 主要な銘柄は抑えている
- 各建玉ごとにロスカットラインを設定できる
- 必要証拠金の計算がわかりやすい
- 銘柄数が少ない
店頭CFD業者で国内No.1の実績があるのは、「スプレッドの狭さ」「銘柄の多さ」「サポート力」「取引のしやすさ」がすべて高いレベルにあることを意味しています。初心者から、上級者までGMOクリック証券でCFD取引をしている方は多く、失敗しない選択肢として、一番手におすすめできるCFD業者です。
2位.IG証券
取引銘柄 | 株価指数CFD:46種類 商品CFD:14種類 株式CFD::16,000種類 |
銘柄数 | 16,000種類以上 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 株式CFD:5倍 |
取引手数料 | 基本無料(一部有料:株式・ETF) |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が50%以下 |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が100%以下(マージンコール) |
スプレッド | 狭い 日経225:7 米国30:4.8 原油:0.028 金:0.5 |
取引ツール | プラウザ型ツール スマホアプリ(iPhone・Android) |
- 世界No.1のCFD企業グループ
- 取引銘柄数が圧倒的に多い
- 株式CFD12,000銘柄
- 株価指数・商品・債権でも、100銘柄超
- 高い約定力
- 狭いスプレッド
- 条件によっては口座維持管理手数料が発生
- サイトのつくりが上級者向けなので、知りたい情報を見つけるのに時間がかかる
IG証券は、外資系の証券会社だからこそできる圧倒的な銘柄数が売りのCFD業者です。その上で、高い約定力と狭いスプレッドがあるため、中級者、上級者の投資家におすすめです。デメリットは、外資系企業だからこそ、説明やウェブサイト、取引ツールが海外の作りになっていて、わかりにくい点です。
3位.楽天証券
取引銘柄 | 株価指数CFD:7種類 商品CFD:3種類 |
銘柄数 | 10種類 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が100%以下 |
追加証拠金(追証) | なし |
スプレッド | 普通 日経225:6.6 米国30:5 原油:0.029 金:0.2~0.4 |
取引ツール | MT4(メタトレーダー4) |
- 取引手数料無料
- スプレッドが狭い
- 主要な銘柄は抑えている
- MT4(メタトレーダー4)が使える
- 銘柄数が少ない
- MT4(メタトレーダー4)は、操作が難しい
楽天証券は、狭いスプレッドと主要な銘柄は抑えているCFD業者です。特徴的なのは、世界的にもっとも利用されている取引ツール「MT4(メタトレーダー4)」で取引ができる点です。高度なテクニカル分析などを利用しながらトレードすることが可能です。また、楽天グループですので、信頼性は高く、ポイントが貯まりやすいなどのメリットがあります。デメリットは、「MT4(メタトレーダー4)」以外の売りが手薄な点です。
4位.OANDA Japan
取引銘柄 | 株価指数CFD:16種類 |
銘柄数 | 16種類 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が100%以下 |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が100%以下 |
スプレッド | 普通 日経225:6.6 米国30:2.4 |
取引ツール | MT4(メタトレーダー4) MT5(メタトレーダー5) |
- 株価指数のみ
- 取引手数料無料
- スプレッドが狭い
- 株価指数に限っては銘柄数が多い
- MT4(メタトレーダー4)・MT5(メタトレーダー5)が使える
- NDD方式を採用
- 豊富な分析ツール
- CFD取引ができるのは、株価指数だけ
- MT4(メタトレーダー4)・MT5(メタトレーダー5)は、操作が難しい
OANDA Japanは、外資系のCFD業者には珍しく、銘柄数が少なく、株価指数のみの取引となっています。メリットとしては、NDD方式を採用しているため、投資家の注文はそのままスルーしてインターバンク市場に送られます。つまり、約定力が高く、透明性が高い取引が可能ということです。さらにMT4・MT5(メタトレーダー)やOANDAオーダーブックなどの独自の分析ツールを利用することができるため、株価指数のみでトレードする上級者の投資家におすすめできるCFD業者となっています。
5位.DMM.com証券
取引銘柄 | 株価指数CFD:7種類 |
銘柄数 | 7種類 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が50%以下 |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が100%以下 |
スプレッド | 普通 日経225:7 米国30:3 |
取引ツール | プラウザ型ツール |
- 取引手数料無料
- スプレッドが狭い
- 主要な銘柄は抑えている
- LINE問い合わせでサポート対応可能
- 銘柄数が少ない
- 取引ツールもプラウザ型のみ
- 取引可能な時間が短い
DMM.com証券は、銘柄数も限られていて、スプレッドも普通ですので、多様な取引をする投資家にはおすすめしにくいCFD業者です。しかし、元々DMM.com証券を使っている投資家や、主要な銘柄のみ運用してみたいというCFD初心者の方であれば、わかりやすいツールやLINE問い合わせなど、初心者に使い勝手の良いサービスが用意されているため、はじめて利用するCFD業者としてであれば、おすすめできます。
6位.ザクソバンク証券
取引銘柄 | 株価指数CFD:27種類 商品CFD:19種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):32種類 日本株式CFD:1,500種類以上 外国株式CFD:3,900種類以上 |
銘柄数 | 9,000種類以上 |
デモ口座 | ○ 登録必要 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 バラエティCFD:5倍 株式CFD:5倍 |
取引手数料 | 無料(一部有料) |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が100%以下 |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が75%以下 |
スプレッド | 広い 日経225:5~10 米国30:3.5~4.5 原油:0.06~.0.07 金:0.23 |
取引ツール | ブラウザ版ツール インストール型ツール(Windows・Mac) スマホアプリ(iPhone・Android) |
- 世界展開する証券会社の日本法人のCFD
- 取引銘柄数が9,000種類超と圧倒的に多い
- 高機能なチャートでトレードできる
- 外国株CFDの商品数が3,900種類以上と多い
- 取引手数料が有料(株価指数のみ無料)
- スプレッドが広い
- ロスカットレートが100%以下と高い
- 日本人向けのサイトでないため、情報が探しにくい
ザクソバンク証券は、外資系の証券会社だからこそできる圧倒的な銘柄数が売りのCFD業者です。ただし、IG証券との違いは、スプレッドが広く、一部取引手数料が発生する点です。また、外資系企業だからこそ、説明やウェブサイト、取引ツールが海外の作りになっていて、わかりにくいこともデメリットとなっています。銘柄数以外におすすめできるポイントの少ないCFD業者です。
7位.くりっく株365
取引銘柄 | 株価指数CFD:4種類 バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):2種類 |
銘柄数 | 6種類 |
デモ口座 | × |
レバレッジ | 変動:約30倍 |
取引手数料 | 有料(日経225、DAX、FTSE100:156円、NYダウ:30円、金・原油:330円) |
ロスカット(強制決裁) | 証拠金維持率が70%以下 |
追加証拠金(追証) | 証拠金維持率が100%以下 |
スプレッド | 広い 日経225:20 米国30:6~7 原油:7 金:8 |
取引ツール | ブラウザ版ツール インストール型ツール(Windows・Mac) スマホアプリ(iPhone・Android) |
- 複数の証券会社が取り扱いし、条件はすべて同じ
- 完全マーケットメイク方式を採用
- 取引時間が長い
- 金利相当額は支払い手と受取り手で同額
- レバレッジが変動制で大きい
- 投資者保護基金の対象
- 取引手数料が有料で高い
- スプレッドが広い
- 取引ツールが使いにくい
- 取扱商品数が少ない
くりっく株365は、取引所CFDです。複数の証券会社が提供していますが、サービスは同じものとなります。取引時間が長い、レバレッジが大きいなどのメリットがある反面、スプレッドが広い、銘柄数が少ない、取引ツールが使いにくいなどのデメリットも多く、CFDでは、まだ取引所CFDが普及しているとはいいがたい状況となっています。店頭CFDとの違いを知るために、一つは、くりっく株365を提供しているCFD業者の口座を持っておいても損はありません。
CFD取引タイプ別のおすすめ証券会社
「スプレッドの狭さ」を重視する方におすすめ証券会社
CFD取引の「スプレッドの狭さ」でおすすめする証券会社は
です。
日経225の同タイミングのスプレッドを比較すると
ですので
GMOクリック証券が圧倒的にスプレッドが狭いのです。
「スプレッドの狭さ」を重視して、収益率を上げてトレードしたい投資家にはGMOクリック証券がおすすめです。
「取引銘柄数の多さ」を重視する方におすすめ証券会社
CFD取引の「取引銘柄数の多さ」でおすすめする証券会社は
です。
GMOクリック証券の取引銘柄数
- 株価指数CFD:33種類
- 商品CFD:7種類
- バラエティCFD(ETF、ETN、指数先物):17種類
- 株式CFD::94種類
IG証券の取引銘柄数
- 株価指数CFD:46種類
- 商品CFD:14種類
- 株式CFD::16,000種類
「株価指数」「商品」「株式」ともにGMOクリック証券や他の日本のCFD業者と比較して、圧倒的に取引銘柄数が多いのです。
これは外資系の証券会社だからできる商品数と言えます。
「取引銘柄数の多さ」が投資収益に直結するわけではありませんが、選択肢が広ければ広いほど、投資の上級者にとっては、他の人が目を付けない狙い目の商品を見つけることができるはずです。
IG証券CFD取引評判レビュー。6つのメリットと2つのデメリットでIG証券CFD取引を評価初心者投資家の場合は、逆に「取引銘柄数の多さ」で混乱してしまう可能性も高く、おすすめできません。
「取引ツール」を重視する方におすすめ証券会社
CFD取引の「取引ツール」をでおすすめする証券会社は
です。
OANDA Japanでは
- MT4(メタトレーダー4)
- MT5(メタトレーダー5)
- TradingView(トレーディングビュー)
- fxTrade
という取引ツールが用意されています。
とくにMT4・MT5(メタトレーダー)は、世界中で最も普及しているトレードプラットフォームであり、何万種類というテクニカル分析や自動売買ストラテジーが利用可能です。
さらにOANDA Japan独自の分析ツール
- OANDA オープンオーダー / オープンポジション
- 通貨の強弱チャート
- 株価指数変化率
- 相関性チェックツール
- 相関性ヒートマップ
- FX・CFDの騰落率ランキング
- アービトラージ (裁定取引)フィンダー
- ・・・
など、様々なマーケット分析ツールが用意されており、豊富な情報をもとに高度な分析をして、CFDトレードをすることが可能です。
取引ツールが充実していて、高度な分析をしてCFD取引をしたい方には「OANDA Japan」がおすすめです。
ただし、OANDA JapanはCFD商品の数が少ない、スプレッドが広めというでメリットもあるため、他のCFD業者と併用することをおすすめします。
「少額資金でも大きく稼ぎたい」方におすすめ証券会社
CFD取引の「少額資金でも大きく稼ぎたい」方におすすめする証券会社は
です。
IG証券では、他の証券会社とは違い
- ノックアウト・オプション
というオプション取引をCFD商品でトレードすることができます。
ノックアウト・オプションとは
損失リスクが限定されたオプション取引のこと
はじめに損切ライン(ノックアウト価格)を決めて、取引するオプション取引です。
ノックアウト・オプションの取引例
日本225種株価指数ノックアウト・オプション
日本225種株価指数の買値が22,000の時にこの銘柄がこの先上昇すると予測し、ノックアウト価格21,500でブル(上昇)のポジションを1ロット(1ポイント損益額100円)保有したとします。ノックアウト・プレミアムが8の場合、オプション料は下記の通りです。
オプション料 50,800円 = ((22,000 - 21,500) + 8 ) × 1ポイント損益額:100円
- 日本225種株価指数が上昇し、売値が22,500になった場合:プラス50,000円の含み益
- 日本225種株価指数が下落し、売値が21,700:マイナス30,000円の含み損
- 日本225種株価指数が下落しノックアウト価格に達した場合:ノックアウト・プレミアム8を含む50,800円が損失として確定
ノックアウト・オプションのメリットは
含み損分の資金があれば、トレードができる
という点です。
FXトレード・CFDトレードの場合は、含み損の資金と必要証拠金が必要になりますが、ノックアウト・オプションの場合は、含み損分の資金でトレードできるため、資金効率が高く、少額資金でも大きな取引が可能になり、一獲千金を狙うことができるのです。
少額資金でも大きく稼ぎたい方に、IG証券のノックアウト・オプションをおすすめします。
含み損分の資金でトレードできるということは、すぐに資金が溶けてしまうリスクもあるということですので、慎重にトレードする必要があります。
「みんなが利用している」を重視する方におすすめ証券会社
CFD取引の「みんなが利用している」おすすめの証券会社は
です。
GMOクリック証券は
2014年1月~2020年12月の取引高で
国内店頭CFD(クリック株365を除いたCFD取引)で、取引高シェア7年連続1位
- 証券CFD(日経225、NYダウなどの株価指数) シェア:約70%
- 商品CFD(金、原油、コーンなどの先物商品) シェア:約71%
という実績を誇ります。
店頭CFD投資家の7割がGMOクリック証券を利用しているということになります。
多くの投資家が選んでいるということは、それだけ「スプレッドが狭い」「取引ツールが使いやすい」「サポートが手厚い」「取引したい商品がある」などのメリットがあるということです。
「みんなが選んでいる」安心感で証券会社を選びたい方にはGMOクリック証券をおすすめします。